アドラー心理学とは
アドラー心理学ってなあに?
「アドラー心理学」って何だろう?
きっとはじめてその名を聞いた人も多いですよね。
いろいろな人がアドラー心理学について説明してくださっているので載せますね。
①(教育講演「子どもの話を聴く」より抜粋)
アドラー心理学というのはアルフレッド・アドラー先生の考えをもとにして発展した心理学です。
アドラー先生は1870年、オーストリアに生まれました。
先生はこの社会を争いのない、人々が話し合い助け合う、より良いものに変えていきたいと強く考えておられました。
そして戦争のない、人々が問題を話し合いで解決し、支え合う、そんな社会の実現を願っておられました。
社会を変えるには社会を作っている人々、
特にこれから大人になっていこうとする人たち-つまり子どもたち-への働きかけを変えていく事が
最も有効だと思い「育児」や「教育」について熱心に研究をされたそうです。
②(アドラーギルドHPより)
アドラー心理学というのは、精神科医アルフレッド・アドラー(Alfred Adler, 1870-1937)が開発した心理学理論です。
アドラーは、20世紀のはじめごろ、オーストリアのウィーンの町で、
フロイト(Sigmund Freud)やユング(Karl Jung)と共同で研究して、臨床心理学という学問分野を打ち立てました。
フロイトやユングが心の深層に関心を持ったのに対して、アドラーは人と人との関係に関心を持ち、
人間関係はどうしてもつれるか、どうすればいい人間関係がもてるかについて、多くの研究を残しました。
③(岸見一郎先生 アドラー心理学入門より)
「どう生きたらいいのか」~アドラー心理学はこの問いかけに明確に答えることができる
日本ではフロイトやユングの名前はよく知られていますが、同じ時代に生きたオーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーの名前はあまり知られていません。
アドラーは、1902年からフロイトのウィーン精神分析学会の中核メンバーとして活躍していました。
しかし学説上の対立から学会を脱退し、フロイトの理論とは相容れない全体論目的論などを特徴とする独自の理論を構築しました。
もともと社会主義に関心があったアドラーは政治改革による社会変革を目指していましたが、政治の現実を目の当たりにし、政治ではなく育児と教育を通してのみ、個人のひいては人類の救済は可能であると考え、ウィーンに児童相談所網を作り、カウンセリング活動に力を注ぎました。
力で子どもを押さえつけることなく全幅の信頼を持って子ども達に接することを教えるアドラー心理学の考えは、アドラー自身の子ども達の関わり方を反映したものです。
④(野田俊作先生 続アドラー心理学トーキングセミナーより)・・・この記述は子育てに関してです
アドラー心理学は、従来の育児とはまったく違った新しい育児法を提唱しています。
私がその方法を信じるのは、私自身がそれを自分の子ども達に試してみてとても良かったし、多くの人に勧めてやってもらって「これはいい」と言っていただいたからです。
それだけではありません。
アドラー以来もう半世紀以上この方法は世界中で試されていて、うまくいくことが証明されているのです。
アドラーは1937年に死にましたが、彼と彼の生徒達はその時代からアドラー心理学の方法で子どもを育ててきました。
そうして育てられた第一世代は、例えばアドラーの息子のクルトのように、もう八十歳を超えています。
彼をはじめとして、アドラー育児で育てられて大人になった人たちを何百人と私は見ました。
その人たちはとても素敵な大人になっています。
これが私がアドラー心理学の育児法をおすすめする最大の根拠です。
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以上4つ載せてみました。
すごく興味をそそられませんか。
「人間の問題とは全て対人関係の問題である」とアドラー先生はおっしゃっています。